賃貸借契約あれこれ(②審査に関して)

賃貸審査あれこれ

網羅的に一般論を記載しております。
それぞれ解決方法も持ち合わせています。
自分はダメかも・・と思いこまず
ご遠慮なくご相談下さい。

法的な決まりはありませんが、賃料・共益費の3倍の「月収」あるいは3×12ヶ月の「年収」が基準視されています。
手取りでなく税引き前判断で大丈夫です。

不足=審査落ちではありませんので、ご心配の方はご遠慮なく事前にご相談下さい。

【申込時点で収入無くても大丈夫なケース例】
学生の方・・・親御様で審査することが一般的です。
これから就職・転職の方・・・見込みの年収で大丈夫です。

【注意が必要なケース】
20歳以上で学生でもなく無職の方が、親御様を契約者にして申込した場合、保証会社の審査承認率が3割くらいに落ちるように見受けられます。成人の方は(アルバイトでも良いので)完全なるフリーターとして申込をすることは避けた方が良さそうです。

ご年齢で入居審査の可否を判断することは個人的には反対ですが、高齢の方の入居をためらうオーナー様の気持ちも残念ながら理解できてしまいます。

貸主側の心配事項は室内でお亡くなりにならないか・・だけでなく、ご高齢のご入居者様の場合何かあったとしても(審査の通る)引越先が見つけられないのでないか・・ということを懸念されてます。

ですので、ご高齢の方で賃貸でのご入居をご検討の方は、(更新を前提としない)定期借家契約を狙ってみるとOK出る可能性高まります。

「学区の小中学校に通わせたいので・・」という引越理由は非常に多く何ら問題ありません。

ただ・・希望の学区に住所(住民票)を確保する目的で「安いワンルーム」を借りたいというご希望・ニーズを非常によく頂きます。

まったくダメということではありませんが、留意点は下記となります。

【契約者:親御様 入居者:お子様】
お子様お一人の入居は危険、短期解約の可能性大などが懸念され、貸主側から入居を断られるケース多めです。
【契約者:親御様 入居者:親御様とお子様】
2人暮らしが認められる例外的なワンルームに限って見込みありです。
【契約者:親御様 入居者:親御様】
契約自体問題なしです。ただし「住民票記載のため賃貸借契約書の入居者欄に子供の名前もいれてくれ」というご要望は、ほぼ受けてもらえないと思って頂いた方が良さそうです。

「ご主人が海外勤務、奥様・お子様だけ先に帰国し賃貸で入居したい」というニーズは非常に多いです。

ご主人の勤務先が国内企業か否かで変わります。
◆国内企業の海外支社勤務の場合
 絶対に大丈夫というわけではないですが、比較的承認とれています。契約時には領事館でサイン証明や在留証明を取得するよう求められること多々あります。
◆勤務先自体が海外企業の場合
 審査承認にはかなり厳しいと言えます。奥様の収入、ご親族の保証人対応等何らかの策を講じる必要があります。

実際に審査否認に繋がる一番多い内容が「過去のカード事故」です。
保証会社から審査否認される際、否認理由は絶対に開示してくれませんが、お客様に思い当たる点伺ってみると大概がこのケースです。

7年で・・や10年で事故歴は消える・・とよく言われていますが、当てはまっていないケースも見受けますので要注意です。
また10数円の支払い滞っていた(延滞だけでなく)という方も否決されていましたので金額の大小も無関係です。

審査が大丈夫か否かは実際に申込してみて・・しか方法がありません。
カード問題しか思い当たる節がなく万一ダメだった場合は、信販系の保証会社を利用している管理会社や物件は避けて探していただくと、問題なく審査承認とれると思います。
各物件がどこの保証会社を利用しているかは、我々不動産屋に確認するしかありませんので、適宜アナウンスいたします。

個人事業主であることが理由での審査落ちはどの物件もありません。
ダメの場合はいくつかパターンがあります。

【確定申告していない】
まだ1期も迎えてない場合は収入明細等で対応できます。税金を払いたくない等の理由での確定申告未了はほぼ審査否認されてしまっています。
【通勤する勤務地がないケース】
オフィスと住居を分けていない方は、住居として借りようとしても事務所利用なのではと懸念されるので注意が必要です。顧客等不特定多数の人の出入りがない旨説明しておく必要があります。
オフィスと住居を分けている方は、審査の際の収入基準として、オフィス賃料と住居賃料の合計額で計算される場合があるので注意が必要です。

現住居の手狭等を理由にセカンドハウスとしての申込はどの物件も問題ありません。
現住居の賃料あるいはローン支払額と、セカンドハウスの賃料の合算額で収入基準満たすか判断されるのでその点だけ注意が必要です。

離婚により引越し先を探す方もちろんいらっしゃいます。

【専業主婦だった方】
過去2回しかトライしたことないですが、元の旦那様を契約者にする形での申込は審査通りませんでした。
新しい勤務先の採用通知書での対応、ご収入のあるご親族の方を契約者あるいは保証人にしての対応等が考えられます。
【離婚予定の旦那様】
まだ離婚が成立していない方のケースで慰謝料の支払いがあるのないかを懸念されたケースがありました。大体は問題ないのでレアケースとして考えて良いように思います。

外国籍というだけで入居が断られることはほとんどありません。

審査承認には下記は必要です。
◆在留カード・・・在留カードは必須です。
◆日本語が多少理解できる・・・防犯面を考慮されることがあります。
◆日本語話せる緊急連絡先・・・ご親族は海外にいらっしゃるため国内のご友人で大丈夫です。